品名 | Code No. | 包装単位 | 価格 | 備考 |
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Deoxyribonuclease (RT Grade) | 313-03161 | 1,000 units | 11,000円 | |
製造元 (株)ニッポンジーン
表示価格は希望納入価格 (税別) です。
Deoxyribonuclease I は、一本鎖DNA および二本鎖DNA を分解し、5´りん酸基を含むモノヌクレオチドあるいはオリゴヌクレオチドを生じる反応を触媒する酵素です。本品は、Deoxyribonuclease l のグリセロール溶液であり、下記の純度検定においてRNase 活性が検出されないことを確認しているので、RT-PCR 用精製RNA の作製に使用することができます。
本品には、10 x DNase(RT Grade)Buffer, 2 mg/ml BSA Solution(RT Grade)が添付されています。
起源 | Bovine Pancreas |
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活性 | 1 unit/µl |
単位の定義 | 1 unit は、反応混合液50 µl 中1 µg のDNA を37°Cで10 分間で完全に分解することをアガロースゲル電気泳動で確認することができる酵素活性とする。 |
形状 | 10 mmol/l HEPES(pH 7.5), 10 mmol/l CaCl2,10 mmol/l MgCl2, 0.2 mg/ml BSA, 50%(v/v)Glycerol |
酵素反応条件 | 40 mmol/l Tris-HCl(pH 7.9), 10 mmol/l NaCl, 10 mmol/l CaCl2, 6 mmol/l MgCl2, 2 mmol/l DTT,0.2 mg/ml BSA, 37°C 添付の酵素反応専用バッファー(5 ml x 1 本)とBSA 溶液(5 ml x 1 本)は酵素反応条件の10 倍濃度である。 例えば反応容量が50 µl の場合には酵素反応専用バッファーとBSA 溶液をそれぞれ5 µl 加える。 |
純度 | 本酵素5 units と1 µg の基質RNA を100 µl の反応混合液中で37°Cで1 時間反応させても変性アガロースゲル電気泳動のパターンに変化は認められない。 |
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構成品 | 容量 | 保存 | 備考 |
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Deoxyribonuclease (RT Grade) | 1,000 units | -20°C | |
10 x DNase Buffer (RT Grade) | 5 ml | -20°C | |
2 mg/ml BSA Solution (RT Grade) | 5 ml | -20°C |
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total RNA |
~20 µg |
10 x DNase (RT Grade) Buffer |
10 µl |
2 mg/ml BSA Solution |
10 µl |
(必要に応じて) |
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Deoxyribonuclease (RT Grade) |
2 µl |
up to 100 µl |
37°C 15分間 |
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DNaseの失活と除去(フェノール/クロロホルム処理とエタノール沈殿による回収) |
↓←Phenol/Chloroform/Isoamyl alcohol (25:24:1), 等量(100 µl)添加 |
↓転倒混和 |
↓遠心分離(11Kxg, 室温, 15分) |
水相(上層)を新しいチューブに移す |
↓←3M Sodium Acetate (pH 5.2), 0.1倍量(10 µl)添加 |
↓←95~100%エタノール, 2~2.5倍量(250 µl)添加 |
↓放置(室温で10分間、または-20°Cで30分間) |
↓遠心分離(11Kxg, 4°C, 15分) |
沈殿(上清を取り除く) |
↓70% エタノール洗浄(1 ml程添加した後、遠心分離) |
沈殿(上清を取り除く) |
↓風乾 ( 乾燥しすぎるとRNAが溶けにくくなることがある) |
↓←d.d. H2O(RNaseフリー)またはTE(pH 8.0)を添加 |
Total RNA溶液 |
*1)~*17) 注釈内容は、ISOIL for RNA 製品マニュアルをご参照下さい。
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