品名 | Code No. | 包装単位 | 価格 | 備考 |
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Phenol/Chloroform/Isoamyl alcohol (25 : 24 : 1) | 311-90151 | 250 ml | 19,000円 | 医薬用外劇物 |
製造元 (株)ニッポンジーン
表示価格は希望納入価格 (税別) です。
PCI (250 ml)
本品は、TE 飽和フェノール、クロロホルム、イソアミルアルコールを25:24:1 で混合した溶液です。生体組織からの核酸抽出や、核酸の酵素反応後のタンパク質除去などに用いられます。イソアミルアルコールには、使用時に発生する泡を少なくする効果があります。
本品に使用されているTE飽和フェノール(フェノール 66%)は、フェノールをあらかじめTEで飽和させたもので、8-ヒドロキシキノリンが含まれています。
保存方法 | 2-10℃遮光保存(室温輸送) |
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組成 | 50(37)% TE飽和フェノール*1, 48% クロロホルム, 2% イソアミルアルコール |
pH | Phenol/Chloroform/Isoamyl alcohol 7.5~8.5 |
備考 | 本品は二層になっており、上層は酸化防止のためのTE層です。 下層がフェノール/クロロホルム/イソアミルアルコールですので、こちらを使用します。 |
*1 本品のフェノール含有量は37%です。
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構成品 | 容量 | 保存 | 備考 |
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Phenol/Chloroform/Isoamyl alcohol (25:24:1) | 250 ml x 1 | 2~10°C (遮光) | 容器: 褐色ガラス瓶 |
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核酸水溶液(200 µl)
↓← Phenol/Chloroform/Isoamyl alcohol (25:24:1), 等量(200 µl) 添加
↓ 混和
↓ 遠心分離 (11000 x g, 室温, 5分~15分)
↓上に核酸を含む透明な水層、下に黄色のフェノール層、白いタンパク質を含む中間層に分かれる
水層を新しいチューブに移す (中間層を取らないように注意する)
核酸水溶液(100 µl)*1 |
↓←Phenol/Chloroform/Isoamyl alcohol (25:24:1), 等量(100 µl)添加 |
↓転倒混和 |
↓遠心分離(11,000 x g, 室温, 15分) |
水相(上層)を新しいチューブに移す |
↓←3M Sodium Acetate (pH 5.2), 0.1倍量(10 µl)添加 |
↓←95~100%エタノール, 2~2.5倍量(250 µl)添加 |
↓放置(室温で10分間、または-20°Cで30分間) |
↓遠心分離(11,000 x g, 4°C, 15分) |
沈殿(上清を取り除く) |
↓70% エタノール洗浄(1 ml程添加した後、遠心分離) |
沈殿(上清を取り除く) |
↓風乾 ( 乾燥しすぎると核酸が溶けにくくなることがある) |
↓←d.d. H2O(RNaseフリー)またはTE(pH 8.0)を添加 |
除タンパクされ、バッファー交換された核酸水溶液 |
*1 核酸水溶液の体積を見積ります。水相を回収する際にいくらかロスする可能性があるため、少量の場合は100 µlほどにメスアップすると操作がしやすいです。
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