品名 | Code No. | 包装単位 | 価格 | 備考 |
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Gene Keeper RNA & DNA stabilization solution | 319-08901 | 100 ml | 12,000円 | |
製造元 (株)ニッポンジーン
表示価格は希望納入価格 (税別) です。
パンフレット(PDF)
Gene Keeper RNA & DNA stabilization solutionは、核酸抽出用試料の保存液です。
本試薬は、採取した組織または細胞などの試料に素早く浸透し、細胞内のRNAおよびDNAを安定化するため、核酸の単離操作を行うまでの期間、安定に試料を保存することができます。
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構成品 | 容量 | 保存 | 備考 |
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Gene Keeper RNA & DNA stabilization solution |
100 ml x 1 本 | 室温※ | ※長期間使用しない場合は冷蔵保存 (納品後1年以内のご利用をお勧めします) |
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保存する試料の厚さが5 mm以下になるよう切断し、10倍量のGene Keeper RNA & DNA stabilization solution(以下、Gene Keeper)に沈めます。時々転倒混和しながら室温に1時間置いた後、そのままGene Keeper中で試料を保存できます。 RNAまたはDNAを抽出する際には、Gene Keeper中から試料をピンセットで取り出してそのまま用いることができます。
図1. ヒト口腔細胞からのRNA 精製(室温10 日間)
口腔粘膜の表面を薬さじで軽くこすりPBSで懸濁した後、2本のチューブに分注した。遠心分離をして上清を取り除いた後、ペレットにそれぞれ Gene Keeper(本品)と他社保存液を加えて混合し保存した。室温(25℃)で10日間保存した試料からRNA 抽出キット「ISOSPIN Cell & Tissue RNA」(DNase 処理無し)を用いてRNAを精製した(図1)。
Gene Keeper 溶液中の保存試料から精製したRNA は、明瞭な18S rRNA 及び28S rRNA のバンドが確認できた。また、ゲル上部にゲノムDNA のバンドも確認できた。
採取したマウス肝臓を切り取り、10 倍量のGene Keeper に沈めて室温(25℃) で保存した。RNA 精製は「ISOSPIN Cell & Tissue RNA」を使用し、DNA 精製は「ISOSPIN Tissue DNA」を使用した。比較のため、採取してすぐに液体窒素中で凍結し-80℃保存した試料(C) と他社製品で処理して室温保存した試料からも核酸を精製し電気泳動に供した(図2, 図3)。
図2. マウス肝臓からのRNA 精製 |
図3. マウス肝臓からのDNA 精製 |
結果
Gene Keeper 溶液中の保存試料から精製したRNA とDNA は、他社製品 及び コントロール(C) と比較して同等のバンドが確認できた。
マウス肝臓を三等分し、以下3条件で1週間保存した後、ISOSPIN Cell & Tissue RNA(Code.314-08211)を用いてRNA抽出を行い、バイオアナライザ(Agilent Technologies社)でRNA Integrity Number (RIN値) の測定および、吸光度によるRNA収量と純度の測定を行った。
結果
Gene Keeper溶液中で4℃および25℃で1週間保存した試料は、液体窒素凍結後に-80℃保存した試料と同様に、安定的に保存できたことを確認できた。
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