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Agarose XP

低融点タイプアガロース
アガロース
品名 Code No. 包装単位 価格 備考
Agarose XP 314-06511 3 g 3,200円  
Agarose XP 312-06512 25 g 15,200円  
Agarose XP 310-06513 100 g 37,600円  
Agarose XP 316-06515 500 g 150,000円  

製造元 (株)ニッポンジーン

表示価格は希望納入価格 (税別) です。

製品説明

Agarose XPは、低融点タイプのアガロースです。65℃程度で再融解するので、核酸フラグメントの分離、精製に適しています。
また、高濃度のアガロースゲルも作製できるため、適応するフラグメントの範囲が広く(10 bp~20 kbp)、大変経済的です。

特長

・電気泳動した後の核酸回収に(低融点タイプ)・適応するフラグメント範囲が広く大変経済的・使用濃度範囲 1~4 %・分離範囲 0.01~20 kbp・DNaseフリー、RNaseフリー

用途

規 格
ゲル強度
≧450 g/cm2(1.5%)
融点
≦65°C(1.5%)
ゲル化温度
≦30°C(1.5%)
硫酸含量(SO4
≦0.1%
水分含量
≦10%
電気浸透度(-Mr)
≦0.1

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使用例

実験例 電気泳動パターン

アガロースゲル (1% Agarose XP, TAE Buffer) に高・中分子域のDNAマーカー (Marker 1, 2, 3, 6) をアプライし、長鎖フラグメントの電気泳動を行った。



M1: Marker 1 (λ/Hind III digest)
M2: Marker 2 (λ/Hind III・EcoR I double digest)
M3: Marker 3 (λ/Hind III+λ/EcoR I digest mixture)
M6: Marker 6 (λ/Sty I digest)

Agarose XP 1% Gel


アガロースゲルからの核酸抽出

大きなDNA断片をアガロースゲルから抽出する場合に、低融点タイプのアガロースを用いて抽出すると、回収率も高く、DNA切断もあまり受けずにすみます。
低融点タイプのAgarose XPは、アガロースゲルからの核酸抽出用試薬を用いた核酸回収に最適です。

パルスフィールド用DNAサンプルの調製


Agarose GBを用いて 調製した
Saccharomyces cerevisiae
染色体DNA(245 ~2,500 kbp)
のパルスフィールド電気泳動
パターン (1% Agarose S

パルスフィールド電気泳動のサンプルである染色体DNAを調製することは容易ではありません。調製中にささいな物理的な力によって二本鎖が切断されてしまうからです。アガロースで菌体を包埋した状態で酵素処理を行うことにより、染色体DNAの損傷を最小限に抑えることができます。

調製プロトコール「遺伝子工学用試薬カタログ,453(2013)」(PDF)
(プロトコール中のAgarose GB の代わりに、Agarose XP を使用できます)

agarose-gb_proto

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資料 Data Sheet

製品マニュアル

SDS(Safety Data Sheet)

基本プロトコール集

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関連情報

備考

関連製品

問い合わせ先

購入に関するお問い合わせ先
富士フイルム和光純薬株式会社および同社代理店・特約店
製品に関するお問い合わせ先
株式会社ニッポンジーン 学術営業課

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