• 製品説明
• 製品内容
• 使用例
• Q & A
• 資料 Data Sheet
• 関連情報
• 問い合わせ先

製品説明

本品は、ホットスタートPCR 用の耐熱性DNA ポリメラーゼです。PCR サイクルに入る前に95°C、5 分間の熱処理によって酵素の活性化処理を行います。本品は、天然型Taq DNA ポリメラーゼと同じ機能を有している「Gene Taq NT」に化学的な修飾を施しています。5’→ 3’エキソヌクレアーゼ活性を有しますが、3’→ 5’エキソヌクレアーゼ活性を有していません。また、ターミナルトランスフェラーゼ活性を有しており、得られたPCR 産物はTA クローニングに使用することができます。

特長

・高い特異性・Hot-Start 機能を持つ・PCR 産物はTA クローニングに使用可能

用途

• ホットスタートPCR
• マルチプレックスPCR

M.W.	94 kDa
活性	2.5 units/µl
形状	20 mmol/l Tris-HCl(pH 8.0), 100 mmol/l KCl, 0.1 mmol/l EDTA, 0.5% Tween 20, 0.5% Triton X-100, 1 mmol/l DTT, 50% Glycerol
単位の定義	1 unit は、activated calf thymus DNA をプライマー/ 鋳型として74°C、30 分間に10 nmol のデオキシヌクレオチドを酸不溶性沈殿物に取り込む酵素活性とする。
純度	本酵素10 units と１ µg のλ/Hind Ⅲ digest とを74°C、１時間反応させてもアガロースゲル電気泳動のパターンに変化は認められない。

 

▲このページのトップへ

製品内容

Hot-Start Gene Taq NT（250 units）

構成品	容量	保存	備考
Hot-Start Gene Taq NT	250 units	-20°C
dNTP Mixture（2.5 mmol/l each）	800 µl x 1 本	-20°C
10 x HS Gene Taq NT Buffer	1 ml x 1 本	-20°C

 

▲このページのトップへ

使用例

実験例1　0.5 kb - 10 kb 断片の増幅

Hot-Start Gene Taq NTを用いて、λDNAを鋳型とした0.5 - 10 kbのフラグメントの増幅を行った。

反応液組成

鋳型DNA	< 1 µg
10 x HS Gene Taq NT Buffer（添付）	5 µl
2.5 mM dNTP Mixture（添付）	4 µl
10 µM Primer-forward	1 µl
10 µM Primer-reverse	1 µl
Hot-Start Gene Taq NT	0.2 µl
d.d.H2O	up to  50 µl

PCR条件*

95°C	5 min.	-
95°C	30 sec.	30 cycles
55°C	30 sec.
72°C	1 min./kb（0.5 kb以下は30 sec.）
72°C	7 min.	-
4°C	-	-

* 使用するPCR機器やPrimer の配列、鋳型DNAなどにより反応の至適条件は異なります。

▲このページのトップへ

資料 Data Sheet

製品マニュアル

• Hot-Start Gene Taq NT　製品説明書 (PDF)

SDS(Safety Data Sheet)

• Hot-Start Gene Taq NT　安全データシート (PDF)

▲このページのトップへ

関連情報

備考

• 本品は試験研究用試薬です。医薬品の用途には使用しないでください。

関連製品

• Hot-Start Gene Taq
• dNTPs Mixture
• 脱イオン蒸留水

問い合わせ先

• カテゴリー別製品リストに戻る
• PCR

• 
• 
• 
• 

• 
• 

Copyright © NIPPON GENE CO., LTD. All Rights Reserved.