品名 | Code No. | 包装単位 | 価格 | 備考 |
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dA-overhang reaction Mix | 313-08781 | 25 µl(25回用) | 13,000円 | |
製造元 (株)ニッポンジーン
表示価格は希望納入価格 (税別) です。
「Go-to DNA Polymerase」等のα型の高正確性PCR酵素は、3’→5’エキソヌクレアーゼ活性(校正活性)を有するため、得られるPCR産物は平滑末端です。
このPCR産物をTAクローニングするためには、3’末端にdAを付加する必要があります。
本品は、平滑末端のPCR産物にdAを簡便に付加するための10 x 反応液です。
本品でdAを付加したPCR産物は、そのままTAクローニングに用いることができます。
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25回用(10 μl反応系での使用回数です。)
構成品 | 容量 | 保存 | 備考 |
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dA-overhang reaction Mix | 25 µl | -20°C | 10 x 反応液 |
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dA-overhang reaction Mix | 1 μl |
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精製したPCR 産物 | 9 μl |
Total | 10 μl |
α型高正確性PCR酵素である「Go-to DNA Polymerase」で増幅した平滑末端のPCR産物(3 kb)を「dA-overhang reaction Mix」によりdA付加し、「TA-Enhancer Cloning Kit」を用いてTAライゲーション反応を行った。反応後、「ECOSTM Competent E. coli JM109」へ形質転換した。dA付加反応をしていないPCR産物をコントロールとして、コロニー数を計測して比較した。
本品でdA付加したPCR産物を効率よくTAクローニングすることができた。
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1. インサート DNA の調製:精製したPCR 産物の一部を ddWater または TE(pH8.0)で適した濃度に希釈します。
インサートDNAの長さ | 20 µlの系でpANT Vector(2.7 kbp, 25 ng/µl)を1.8 µl使用した場合 |
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500 bp | 46 ng/μl(pANT Vector とのモル比を1:5にするため) |
1 kbp | 37 ng/μl(pANT Vector とのモル比を1:2にするため |
3 kbp | 55 ng/μl(pANT Vector とのモル比を1:2にするため) |
2. dA付加反応液を調製(Total 10 μl:dA-overhang reaction Mix 1 μl, 希釈済み精製PCR産物 9 μl)、65℃で10 分間反応させます。
3. 以下の内容でライゲーション液(Total 20 μl)を調製します。
pANT Vector (25 ng/µl) | 1.8 μl | (final conc. 45 ng/20 μl) |
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5 x Ligation Mix | 4 μl | (final conc. 1X) |
10 x Enhancer Solution | 2 μl | (final conc. 1X)※ |
Insert DNA(dA付加反応液) | 1 μl | |
d.d. Water | 11.2 μl | (Total 20 μlにする) |
※ 添加する10 x Enhancer Solution の量は正確にはかりとって下さい。推奨量より多く添加したり、少なく添加したりするとライゲーション効率が著しく低下する場合があります。
4. ライゲーション反応液を 16°C で 30 分間反応させます。
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