品名 | Code No. | 包装単位 | 価格 | 備考 |
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Rapid Indel Detection Kit | 313-08921 | 50 回用 | 30,000円 | |
製造元 (株)ニッポンジーン
表示価格は希望納入価格 (税別) です。
「Rapid Indel Detection Kit」は、ゲノム編集技術による変異導入を迅速に確認できるキットです。本品は、簡易DNA抽出試薬、高正確性PCR酵素、変異(挿入または欠失:Indel)の検出に使用するT7 Endonuclease I reaction Mixで構成されています。
・ 細胞から約15分間で迅速にDNAを抽出可能。 ・ PCRと電気泳動で簡単に変異の有無を検出可能。 ・ 変異導入クローンのスクリーニングが可能。
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構成品 | 容量 | 保存 | 備考 |
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Template Prepper A | 1.3 ml x 2 本 | -20°C | Template Prepper Aは 4℃または室温保存可能 |
Template Prepper B | 1.3 ml x 2 本 | -20°C | Template Prepper Bは 4℃または室温保存可能 |
2 x Go-to PCR Mix | 625 μl x 1 本 | -20°C | |
T7 Endonuclease I reaction Mix | 50 μl x 1 本 | -20°C |
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図1. PCR産物のアガロースゲル電気泳動像
本キットの抽出試薬とPCR酵素を用いて、5×105 個のHeLa細胞からゲノムDNAを抽出し各種遺伝子の一部領域をPCR増幅した。
DNA抽出とPCR増幅を確認できた。
図2. T7 Endonuclease Iで切断されたDNA断片
18塩基を欠失させたDNA断片と、欠失のないDNA断片の割合が理論上5~50%になるように調製したDNAを鋳型に2 x Go-to DNA Mixを用いてPCR増幅した。熱変性、再アニールしたPCR産物とT7 Endonuclease I reaction Mixを反応させた後、電気泳動を行った。
変異の割合が5%でも検出することができた。
本キットを用いて、F2世代のゲノム編集マウスについて、ホモ(または野生型)、ヘテロの個体識別を行った。マウス尾または指から抽出したゲノムDNAを鋳型に、標的部位を含む領域をPCRで増幅した。
PCR産物を熱変性によりかい離させ、再アニールした二本鎖DNAを基質とし、T7 Endonuclease I reaction Mixで反応させた後、アガロースゲル電気泳動を行った。また、同時にシークエンス解析を行い、ホモ(または野生型)、ヘテロの判定を行った。
図3. 本キットを用いたゲノム編集マウスのホモ(または野生型)、ヘテロの個体識別結果
本キットを用いた判定とシークエンス解析結果が一致したことから、本キットがヘテロのマウス個体を正しく検出することを確認できた。
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