Agarose S<錠>
Agarose S Tablet スタンダードタイプ
アガロース
| 品名 |
Code No. |
包装単位 |
価格 |
備考 |
| アガロース S<錠> |
312-06073 |
0.5 g x 10錠(5 g) |
2,200円 |
|
| アガロース S<錠> |
316-06071 |
0.5 g x 140錠(70 g) |
13,600円 |
|
製造元 (株)ニッポンジーン
表示価格は希望納入価格 (税別) です。
製品説明

Agarose S<錠>
Agarose S<錠>は、Agarose S を0.5 g/錠の錠剤にしたものです。そのため、従来品のようにゲル調製時に秤量をする必要がありません。性能はAgarose S と全く同じです。
特長
・秤量が不必要なタブレット・日常的に使えるスタンダードタイプ(核酸の分離範囲が広く、低コスト)・使用濃度範囲 0.5~2 %・分離範囲 0.5~30 kbp
用途
- 核酸の電気泳動(<30 kbp)
- パルスフィールド電気泳動(1~2,000 kbp)
- 核酸の回収
- 核酸のブロッティング
規 格
| ゲル強度 |
≧1,200 g/cm2(1.5%) |
| 融点 |
≦90°C(1.5%) |
| ゲル化温度 |
37~39°C(1.5%) |
| 硫酸含量(SO4) |
≦0.1% |
| 水分含量 |
≦10% |
| 電気浸透度(-Mr) |
≦0.1 |
▲このページのトップへ
使用例

*1 完全に錠剤が崩れた状態
1% Agarose Sゲルの作製
- ピンセットなどでボトルから一錠取り出し、50 mlのバッファーに入れる。
- バッファー中で錠剤が完全に崩れるまで放置する。(室温で約5分間)*1
- 軽く撹拌し、固形物がないことを確認してから電子レンジなどで加熱する。
使用上の注意
錠剤がバッファー中で完全に崩れてから加熱して下さい。
固形状のアガロースが残っている状態で加熱すると固形物の表面にゲル状の膜ができ、それ以上溶けなくなります。(下記写真)
ゲル作製時の濃度対応表(緩衝液量とアガロース濃度)
錠剤数 |
1錠 |
2錠 |
3錠 |
アガロース濃度 |
バッファー量 |
0.8% |
62.5 ml |
125 ml |
187.5 ml |
1.0% |
50.0 ml |
100 ml |
150 ml |
1.2% |
41.7 ml |
83.3 ml |
125 ml |
1.5% |
33.3 ml |
66.7 ml |
100 ml |
2.0% |
25.0 ml |
50.0 ml |
75.0 ml |
▲このページのトップへ
Q & A
- バンド移動距離に対してAgarose濃度の目安はありますか?
- 0.5%、1%、2%濃度のAgarose Sを用いて分子量マーカーを泳動し、バンド移動距離に対するAgarose濃度の影響を調べました。ゲル作成の際の濃度決定のご参考になれば幸いです。
バンド移動距離に対するAgarose濃度の影響
▲このページのトップへ
資料 Data Sheet
製品マニュアル
SDS(Safety Data Sheet)
▲このページのトップへ
関連情報
備考
- 本品は試験研究用試薬です。医薬品の用途には使用しないでください。
関連製品
- ISOSPIN Agarose Gel (アガロースゲルからのDNA精製)
- Thermostable β-Agarase (アガロース分解酵素)
- Loading Buffer
- 10 X TAE
- 50 X TAE
- 5 X TBE
- EtBr Solution
- Gene Ladder (DNAサイズ&マスマーカー)
- Smart Ladder (0.2-10 kbp)
- OneSTEP Ladder (DNAサイズ&マスマーカー)
- OneSTEP Marker 1, 2, 3, 6 (高・中分子域のDNAマーカー、ready-to-use)
- OneSTEP Marker 4, 5, 9, 10, 11 (低分子域のDNAマーカー、ready-to-use)
- Marker 1, 2, 3, 6 (高・中分子域のDNAマーカー)
- Marker 4, 5, 9, 10, 11 (低分子域のDNAマーカー)