FLight Scan 食中毒菌検出用プライマーセット

食中毒菌検出用LAMPプライマーセット
品名 Code No. 包装単位 価格 備考
FLight Scan Salmonella Primer Set 391-7110 100反応用 41,000円 サルモネラ属菌検出用 LAMPプライマーセット
FLight Scan Campylobacter Primer Set 391-7210 100反応用 53,000円 カンピロバクター検出用 LAMPプライマーセット
FLight Scan EHEC Primer Set 391-7310 100反応用 55,000円 腸管出血性大腸菌検出用 LAMPプライマーセット
関連製品 2X FLight MASTER
391-7010 200反応用 37,000円 LAMP法用マスターミックス試薬

製造元 (株)ニッポンジーン
販売元 (株)ファスマック

表示価格は希望納入価格 (税別) です。

製品説明

野生鳥獣の食肉処理施設あるいは二次加工を行う施設において、食中毒菌の検出は非常に重要です。
代表的な食中毒菌として、サルモネラ属菌、カンピロバクター、腸管出血性大腸菌などが挙げられます。

FLight Scan プライマーセットは、LAMP法を用いて食中毒菌を検出するためのプライマーセットです。 LAMP 法用核酸増幅試薬「2X FLight MASTER」と組み合わせて使用すると、増幅したDNAを蛍光検出装置によって検出することができます。

LAMP法用蛍光検出装置「FLight Scanner」、またはリアルタイムPCR装置が使用できます。なお、濁度測定装置では検出できません。

特長

わずか数十分で遺伝子検出可能

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製品内容

 

各食中毒菌 FLight Scan Primer Set (100反応用)
構成品 容量 保存 備考
10 × LAMP Primer Mix
250 μl x 1 -20°C  
Positive Control DNA 100 μl x 1 -20°C  

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使用例

LAMP法用蛍光検出装置FLight Scannerを使用する場合の操作手順

  1. 対象ごとに適した方法を用いて鋳型核酸を調製します。なお、本品は、精製された核酸をTemplateに用いることを推奨します。
    重要 試験環境の汚染を避けるため鋳型核酸の調製は本品を使用する区域とは区別して行ってください。
  2. LAMP法用核酸増幅試薬「2X FLight MASTER」を用いて、25 µl反応系で反応液を調製します。

    Templateとして、 まず、陰性コントロール(2.5 µlのd.d.WaterやTE等)を添加して、 次に、鋳型核酸を添加し、
    最後に、陽性コントロール(2.5 µlのPositive Control DNA)を添加してキャップを閉じます。
  3. LAMP法用蛍光検出装置FLight Scannerに測定条件(65℃、40分)を入力し、確定します。
  4. 装置に反応チューブをセットし、測定を開始します。
  5. 装置画面上に測定結果が表示されます。
    運転中および運転停止後のしばらくは上蓋をあけず、温度が下がってから反応チューブを取り出します。
    重要 増幅産物による汚染を防ぐため、反応後のチューブのキャップは開けず、ジップ袋等に密閉した上で廃棄してください。
    蒸気により増幅産物が拡散するおそれがあるため、廃棄の際はオートクレーブを行わないでください。
    特に反応チューブを装置から取り出すときにチューブのキャップが開かないよう注意してください。

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実験例: コロニーからの食中毒菌の検出

食中毒菌コロニーから下記方法で調製した試料をテンプレートに、装置FLight Scannerと専用増幅試薬2X FLight MASTERを用いてLAMP法による増幅およびサルモネラ属菌と腸管出血性大腸菌(EHEC)の検出を行った。食中毒菌検出用プライマーには、ポジティブコントロールDNAが付属した「LAMP Primer Set」 を使用した。

  1. テンプレートの調製(前処理)
    白金耳でかき取った食中毒菌のコロニーを200 µl のTE(pH8.0)を添加した1.5 mLマイクロチューブ内で懸濁し、熱処理(95℃,10分間*1)後、12,000×gで1分間遠心して得られた上清をテンプレートとした。
    *1 装置FLight Scannerはこの熱処理の工程に対応していません。
  2. 反応液の調製
  3. FLight Scannerによる測定(LAMP反応 65℃、40分間)

結果

FLight Scanner 装置およびFLight Scan シリーズの試薬を用いることで、各コロニーがSalmonellaまたはEHECであることを確認できた。


本実験データは、岩手大学 農学部 共同獣医学科 獣医公衆衛生学研究室 山﨑 朗子 先生よりご提供頂きました。

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資料 Data Sheet

製品マニュアル

SDS(Safety Data Sheet)

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