品名 | Code No. | 包装単位 | 価格 | 備考 |
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赤潮原因プランクトン検出キット2 - シャットネラ属 - | NE0171 | 24テスト用 | 32,300円 |
製造元 (株)ニッポンジーン
販売サイト e Genome Order
表示価格は希望納入価格 (税別) です。
赤潮原因プランクトン検出キット2 - シャットネラ属 -
本キットはLAMP法を利用して赤潮原因プランクトンの一つであるシャットネラ属 (Chattonella spp.) を検出するキットです。シャットネラ マリーナ (Chattonella marina) をはじめとし、その変種であるシャットネラ アンティーカ (Chattonella marina var. antiqua) およびシャットネラ オバータ (Chattonella marina var. ovata) を検出できます。LAMP法は、迅速、簡便なDNA増幅技術であり、その優れた特異性と高い感度を最大の特長とします。本キットでは、LAMP法によりシャットネラ属のゲノムDNAの一部を増幅し、増幅の有無からシャットネラ属の存在を判定します。
検出に必要な操作は、海水中より抽出したDNAを検査溶液 (検査液A、検査液B、酵素液、蛍光発色液の混合液) に加えて66˚Cで60分間保温するだけで、きわめて簡便です。また、判定にはDNA増幅の有無を蛍光発色液の発色によって確認する目視判定法を採用しており、短時間でシャットネラ属ゲノムDNAを検出することが可能です。
DNAの抽出から検出までの一連の操作を本キットで行うことができます。
シンプルな使用方法サンプルを検査溶液に添加して66°Cで60分間保温するだけで検査できます。
きわめて高感度な検査微量なDNAサンプルからも正確に判定できます。
明確な判定方法検査溶液の蛍光発色の有無により判定を行いますので、簡単に陰性、陽性を判別できます。
検査環境の汚染リスクを低減DNA増幅反応から検出までを同一反応チューブ内の完全閉鎖系で行うため、電気泳動などの操作による汚染の心配がありません。
シャットネラ属はラフィド藻の一種である植物プランクトンで、時に大増殖して赤潮を引き起こします。日本の海域に生息する植物プランクトンは数百種類あると言われていますが、このうち、水産業に深刻な被害をもたらす有害種は20種類あまりです。シャットネラ属はこの有害種に含まれており、少ない個体数であっても魚介類の斃死を引き起こす危険性があります。
水産業への大きな被害を防ぐためには、赤潮の発生を早期にモニタリングし、生け簀の移動や餌止めといった対策を取ることが肝心です。
これまでは主に顕微鏡観察によって有害種の同定や細胞密度の測定が行われてきましたが、この方法は高度な知識と、場合によっては長時間の作業が必要でした。この度、水産研究・教育機構によりLAMP法を用いたシャットネラ属検出プライマーおよび検出・同定手法が開発され、簡便・高感度・短時間で特に有害な赤潮原因プランクトンであるシャットネラ属を検出できる本キットが生まれました。
【関連製品】 カレニア ミキモトイ (Karenia mikimotoi) を検出「赤潮原因プランクトン検出キット1 -カレニアミキモトイ-」
赤潮が発生した海の様子 (左写真) と 赤潮が発生していない海の様子 (右写真)
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構成品 | 容量 | 保存 | 備考 |
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抽出用チューブ | 24本 | 室温 | |
検査用チューブ | 24本 | 室温 | |
検査液A | 500 μl | -20°C遮光 | |
検査液B | 25 μl | -20°C遮光 | |
酵素液 | 25 μl | -20°C遮光 | |
蛍光発色液 | 25 μl | -20°C遮光 | |
陽性コントロール (PC) | 25 μl | -20°C遮光 | |
ミネラルオイル | 500 μl | -20°C遮光 | |
抽出液 | 5 ml | -20°C遮光 |
株式会社ニッポンジーンでは、ドライアイス梱包で製品をお届けいたします。 納品当日、製品を確実にお受取りいただき、到着次第できるだけ早く-20°Cにて保存してください。
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海水中のプランクトンを採集するための、シリンジ(20 ~ 50 ml)、フィルター、フィルターホルダーはキットに含まれておりません。その他必要な器具など詳しくは取扱説明書をご覧ください。
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