牛ブルセラ症エライザキット

動物用体外診断用医薬品
Animal IVD
製品名 容量 備考
牛ブルセラ症エライザキット 180検体用  
 

製造販売元 (株)ニッポンジーン

 

製品説明

ブルセラ症は、ブルセラ属菌を原因とする牛、豚、山羊、めん羊の法定伝染病です。この菌は犬や人にも感染することから、公衆衛生上大変重要な疾病です。また、本キットは輸入検疫においても使用されています。

特長

  • 国際獣疫事務局(OIE)推奨の酵素免疫測定法(間接ELISA)を原理としています。
  • 反応時間は70分であり、感度が高く、客観的な判定が可能です。
  • 測定に必要な試薬類でご用意いただくのは30%過酸化水素水と精製水だけです。
  • 非特異反応がきわめて少なく、血清の影響をほとんど受けません。
  • 特異性が高く、牛ブルセラ抗体以外の各種ワクチンに対する抗体と反応しません。
  • 少数検体にも対応できるマイクロストリップ方式です。
  • 2010年度、家畜伝染病予防法の改訂により、牛ブルセラ症の診断に用いることができるようになりました。

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製品内容

牛ブルセラ症エライザキット (180検体用)
構成品 容量 備考
抗原固相化マイクロストリップ 2枚  
10倍濃度洗浄液 200mL  
血清希釈用液 50mL  
指示陽性血清 150µL  
指示陰性血清 150µL  
2次抗体溶液 0.3mL  
発色基質液 1mL  
基質希釈用液 30mL  
反応停止液 30mL  

効能または効果

牛血清中のブルセラ・アボルタスに対する抗体を検出します。

貯蔵方法

貯蔵:2~5℃の冷暗所で保管すること。凍結しないでください。

有効期間

製造後18か月間

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判定方法

以下の式で検体の抗体価(%P)を求めることで、結果を判定します。
吸光度は415nm前後で測定しますので専用のフィルターをご用意下さい。

[判定]

%P≧30:陽性、%P<30:陰性

他の検査法との比較

牛ブルセラ症の診断法には補体結合反応法(CFT)、試験管凝集法(SAT)急速平板凝集法(PAT)があります。
確定診断に用いられるCFTと本キットを比較しました。本キットはCFTと高い一致率を示しました。

※ブルセラ流行地域のメキシコ農場(感染牛)および清浄地域である国内農場(非感染牛)を用いた薬理試験成績より
(独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究所のご協力による)

特異性

本キットでの抗体検出は以下のワクチン抗体が共存しても干渉を受けません。
牛伝染性鼻気管炎ウイルス、牛ウイルス性下痢ウイルス、牛RSウイルス、牛流行熱ウイルス、牛アデノウイルス7型、牛パラインフルエンザ3型ウイルス、炭疽、大腸菌6価、 サルモネラ2価、ヘモフィルス・ソムナス、クロストリジウム3価トキソイド、破傷風トキソイド

使用上の注意

未使用のマイクロストリップは枠にはめ込んだ状態で保存液をこぼさないように水平に保ち、ビニル袋のチャックを完全に閉めて保管して下さい。

Q & A

よくある質問

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資料

SDS(Safety Data Sheet)

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お問い合わせ

キットに関するお問い合わせは、下記のELISAキット販売窓口担当までお願いいたします。

株式会社ニッポンジーン 診断試薬部
ELISAキット販売窓口担当まで
住所 〒930-0982 富山県富山市荒川1丁目1番25号
TEL 076-442-3611 (受付時間: 平日9:00-12:00、13:00-17:00)
FAX 076-443-9121
E-Mailanimal-ivdnippongene.com

 

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