pMW218 DNA

クローニングベクター
DNA、遺伝子クローニング
品名 Code No. 包装単位 価格 備考
pMW218 DNA 317-02601 10 μg 15,000円  

製造元 (株)ニッポンジーン

表示価格は希望納入価格 (税別) です。

製品説明

pMW218 DNA は、コスミドLorist6 由来、プラスミドpBR322 由来、プラスミドpSC101 由来、プラスミドpUC19 由来のDNA 断片から構築されています。
下図に示した制限酵素は、pBR322とpSC101 との境界を0 としてpMW218を切断する各制限酵素の最初の認識塩基の位置を示しています。一ヶ所切断の制限酵素のみ記入しています。(mapはこちら

特長

  1. 多コピープラスミドではクローニング困難な遺伝子(DNA 代謝に関連するタンパク質をコードする遺伝子、例えば、ポリメラーゼ、キナーゼなどの遺伝子)をクローニングする際に有用。
  2. 同一菌体内でpBR 系、pUC 系のDNA 複製開始領域を持ったプラスミドにクローニングされた遺伝子A と同時に他の遺伝子Bを発現させたい場合、遺伝子B をクローニングするクローニングベクターとして有用。
  3. マルチクローニングサイトのHind III、Xba I、BamH I、Sma I、Xma I、Kpn I、Sac I、EcoR I の唯一切断部位をクローニングに用いることが可能。
  4. 遺伝子をマルチクローニングサイトにクローニングし、宿主大腸菌としてlacZ のN 末端側が欠失している株(JM109 など)を用いてX-Gal およびIPTG を添加することによって、組換え体はwhite colony となりblue の非組換え体と容易に識別可能。
  5. 形質転換された大腸菌をカナマイシン培地で選択することが可能。
起源 Plasmid pMW218 を保持したE. coli JM109
M.W. 2.55 x 106 Da(3,923 bp)
試薬の調製 Plasmid pMW218 を保持したE. coli JM109 より臭化エチジウム一塩化セシウム密度勾配遠心によって分離した。
形状 10 mmol/l Tris-HCl(pH 8.0), 1 mmol/l EDTA
濃度 0.1 ~ 0.5 μg/μl
純度 A260/A280 ≒ 1.8(この値はlot により多少異なる)
塩基配列 EMBL, GenBank, DDBJ Accession No. AB005477(pMW218)
備考 【注意】  NCBIデータベースに登録されている本DNA配列(Accession No. AB005477)の125番目の塩基「a」は、実際のシーケンス解析により「t」であることがわかりました。データベース上ではこの位置に制限酵素PstIサイト「ctgcag」がありますが、実際の配列は「ctgctg」であるため切断されませんのでご注意ください。

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製品内容

pMW218 DNA(10 µg
構成品 容量 保存 備考
pMW218 DNA 10 µg -20°C  

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使用例

構造模式図(pMW218 DNAはマルチクローニングサイトが逆向き)

pmw219
par :プラスミド安定化領域
ori :DNA複製開始領域
rep :DNA複製調節遺伝子
lacZ :β-ガラクトシダーゼ遺伝子
Kmr :カナマイシン耐性遺伝子

マルチクローニングサイト(pMW218 DNAは逆向き)*

site_pmw218
* 上記はpMW219 DNAのマルチクローニングサイト

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資料 Data Sheet

製品マニュアル

SDS(Safety Data Sheet)

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関連情報

備考

参考文献

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問い合わせ先

購入に関するお問い合わせ先
富士フイルム和光純薬株式会社および同社代理店・特約店
製品に関するお問い合わせ先
株式会社ニッポンジーン 学術営業課

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