10 x RE Buffer Set

制限酵素反応バッファーの6本セット

品名	Code No.	包装単位	価格	備考
10 x RE Buffer Set	316-08771	1 Set (1 ml x 6 本)	4,400円

製造元　（株）ニッポンジーン

表示価格は希望納入価格 (税別) です。

製品説明

「10×RE Buffer Set」は、ニッポンジーンの制限酵素に添付されている10×バッファー（10種類）の中から、6本を選択することができるバッファーセットです。

10×L Buffer, 10×M Buffer, 10×H Buffer, 10×A Buffer, 10×B Buffer, 10×BalI専用 Buffer, 10×HpaI専用 Buffer, 10×NdeII専用 Buffer, 10×NruI専用 Buffer, 10×ScaI専用 Buffer
* 同一バッファーをまとめて選ぶこともできます。
* BSAおよびTriton X-100は対象バッファーに含まれません。

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冷蔵・冷凍
* ニッポンジーンでは本品を室温で送付しております。製品到着後、冷蔵・冷凍で保存していただくことにより、問題なくご使用いただけます。

対象制限酵素反応バッファー一覧
酵素反応バッファー	バッファー組成	対象の制限酵素名
10×L Buffer	100 mM Tris-HCl (pH7.9), 100 mM MgCl2, 10 mM DTT	ApaⅠ, KpnⅠ, NarⅠ, NciⅠ, NspⅤ, SacⅠ, SacⅡ
10×M Buffer	500 mM NaCl, 100 mM Tris-HCl (pH7.9), 100 mM MgCl2, 10 mM DTT	AccⅡ, AgeⅠ, AluⅠ, AvaⅠ, AvaⅡ, AxyⅠ, DraⅠ, EcoO109Ⅰ, EcoRⅡ, EcoT38Ⅰ, FokⅠ, HaeⅡ, HaeⅢ, HincⅡ, MspⅠ, NheⅠ, PvuⅡ, RsaⅠ, Sau3AⅠ, Sau96Ⅰ, SfiⅠ, SpeⅠ, StuⅠ, XbaⅠ
10×H Buffer	1000 mM NaCl, 500 mM Tris-HCl (pH 7.9), 100 mM MgCl2, 10 mM DTT	AseⅠ, BclⅠ, BglⅠ, BglⅡ, BstEⅡ, EcoRⅠ, EcoR Ⅴ, HinfⅠ, MluⅠ, NcoⅠ, NdeⅠ, NotⅠ, NsiⅠ, PstⅠ, SalⅠ, ScrFⅠ, SphⅠ, StyⅠ, XhoⅠ
10×A Buffer	500 mM Potassium acetate, 200 mM Tris-acetate (pH7.9), 100 mM Magnesium acetate, 10 mM DTT	AccⅠ, AflⅡ, Bsp1286Ⅰ, FspⅠ, SmaⅠ, TaqⅠ
10×B Buffer	1000 mM NaCl, 100 mM Tris-HCl (pH8.5), 100 mM MgCl2, 10 mM DTT	BamHⅠ, BsmⅠ, BssHⅡ, HhaⅠ, Hind Ⅲ, SspⅠ
10×BalⅠ専用 Buffer	200 mM Tris-HCl (pH 8.5), 70 mM MgCl2, 10 mM DTT	BalⅠ
10×HpaⅠ専用 Buffer	1000 mM KCl, 100 mM Tris-HCl (pH 7.5), 70 mM MgCl2, 10 mM DTT	HpaⅠ
10×NdeⅡ専用 Buffer	1500 mM NaCl, 1000 mM Tris-HCl (pH 7.5), 100 mM MgCl2, 10 mM DTT	NdeⅡ
10×NruⅠ専用 Buffer	1500 mM KCl, 60 mM Tris-HCl (pH 7.5), 60 mM MgCl2, 10 mM DTT	NruⅠ
10×ScaⅠ専用 Buffer	1250 mM NaCl, 60 mM Tris-HCl (pH7.5), 60 mM MgCl2, 10 mM DTT	ScaⅠ

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酵素反応バッファーは酵素反応条件の10 倍濃度（10×）になっており、酵素反応に使用する際には、反応容量の1/10 量（反応容量 50 μlの場合、酵素反応バッファー 5μl）を添加します。

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ダブルダイジェスションするときの注意点はありますか？: 同時に二種類の制限酵素処理を行う際には、両方の酵素にとって至適な条件の反応バッファーを選択します。酵素に添付の反応バッファーを用いたときの酵素活性を100%とした場合の他の反応バッファーによる酵素活性についてはバッファー別相対活性一覧表（PDF　173KB）をご覧ください。
なお、制限酵素NotI にはTriton X-100が別添付されていますが、Triton X-100 が他の制限酵素反応に与える影響を確認していないため、ダブルダイジェスションの際には添加しないことをお勧めします。
酵素の組み合わせによってはダブルダイジェスションができない場合があります。その場合は別々に酵素反応を行ってください。
（重要）基質に対して大過剰の酵素を使用するとスター活性が引き起こされる可能性があります。酵素の添加量は必ず全体の液量に対して1/10量を超えないように注意してください。比較的よく知られているスター活性について一覧（PDF　389KB）にしました。