AMV Reverse Transcriptase

AMV由来 組換え逆転写酵素
品名 Code No. 包装単位 価格 備考
AMV Reverse Transcriptase 311-07501 500 units 27,000円  

製造元 (株)ニッポンジーン

表示価格は希望納入価格 (税別) です。

製品説明

本品は、大腸菌で発現させたAvian Myeloblastosis Virus(AMV)由来の組換え逆転写酵素であり、酵素活性が高く、RNA を高感度に検出できます。
本酵素は、一本鎖RNA および一本鎖DNA を鋳型としてプライマー存在下でDNA を合成します。巻き戻し活性や、RNA-DNA 二本鎖のRNA を分解するRNase H 活性を有するため、RT-PCR を効率良く行うことができます。用途として、first strand cDNA 合成、cDNA プローブの調製、RT-PCR に応用できます。

特長

・RNA の高感度検出・長鎖RNA の逆転写・高い熱安定性・GC-rich RNA からの逆転写

用途

起源 Escherichia coli (Recombinant)
活性 20 units/μl
反応温度 42°C - 65°C
単位の定義 1 unit は、poly(A)/(dT)15 を鋳型 / プライマーとして、37°C、10 分間に1 nmol のデオキシリボヌクレオチドを酸不溶性沈殿物に取り込む活性とする。
純度試験 DNase 試験、RNase 試験

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製品内容

AMV Reverse Transcriptase (500 units
構成品 容量 保存 備考
AMV Reverse Transcriptase (20 units/μl) 500 units x 1 -20°C 200 mmol/l りん酸カリウム (pH 7.2 at 25°C), 2 mmol/l DTT, 0.2% Triton X-100, 50% Glycerol
5 x AMV RT Reaction Buffer 1 ml x 1 -20°C 250 mmol/l Tris-HCl (pH 8.5 at 25°C), 150 mmol/l KCl, 40 mmol/l MgCl2

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使用例

実験例 Isothermal Master Mix 併用アプリケーション (RNA の高感度検出)

ウリ類退緑黄化ウイルス(略称CCYV)に感染しているメロン葉からISOGENを用いてRNAを抽出し、抽出RNA溶液を鋳型として使用しました。等温遺伝子増幅試薬Isothermal Master Mixとプライマーセットで標的領域を増幅し、等温増幅蛍光測定装置Genie® IIでCCYV RNAを検出しました。


結果

Isothermal Master Mixに含まれるDNAポリメラーゼは逆転写活性を有するため、逆転写酵素を添加しなくてもRNAを検出することができますが、本酵素を添加することにより、検出速度が向上しました。また、鋳型RNA量0.5 ngにおいても標的領域を増幅できました(緑の実線)。

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資料 Data Sheet

製品マニュアル

SDS(Safety Data Sheet)

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関連情報

備考

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問い合わせ先

購入に関するお問い合わせ先
富士フイルム和光純薬株式会社および同社代理店・特約店
製品に関するお問い合わせ先
株式会社ニッポンジーン 学術営業課

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