品名 | Code No. | 包装単位 | 価格 | 備考 |
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Dr. ジーン8 DNA鑑定キット | 318-08471 | 1 Kit(6班用) | 28,000円 | |
Dr. ジーン9 アガロースゲル電気泳動セット | 315-08481 | 1 Set(6班用) | 13,000円 | 補助セット |
製造元 (株)ニッポンジーン
表示価格は希望納入価格 (税別) です。
制限酵素によりDNAを切断
本品は、遺伝子工学で必須技術である「制限酵素消化」を行い、その実験結果に基づいて模擬的にDNA鑑定を体験できるキットです。実験では、長さの異なる3種類のDNA断片を挿入したプラスミドDNAをそれぞれ遺伝子A, B, Cと見立てて、3種類の遺伝子と、どれか一つを添付ラベルで隠した遺伝子Xの計4つのDNAを制限酵素で切断して、遺伝子Xがどの遺伝子なのか特定する流れになっており、学生の興味を引きやすい内容となっております。
本品と一緒に、「Dr.ジーン9 アガロースゲル電気泳動セット」もご利用になれます。
教育用バイオ実験キット「Dr. ジーン」シリーズは、高校の実験設備でも実験ができるように配慮した試薬構成となっており、実験マニュアルは図解入りでわかりやすく説明しています。
実験操作は簡単で、DNAを増幅するサーマルサイクラー等の装置を必要としません。 模擬DNA鑑定を行うことができます。 制限酵素のはたらき、電気泳動の原理及び、DNAについての理解が深まります。
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本品は、6班分構成のセットになっています。
構成品 | 容量 | 保存 | 備考 |
---|---|---|---|
遺伝子A | 10 μl x 16 | -20°C | プラスミドDNA |
遺伝子B | 10 μl x 16 | -20°C | プラスミドDNA |
遺伝子C | 10 μl x 16 | -20°C | プラスミドDNA |
制限酵素-バッファー混合液 | 60 μl x 12 | -20°C | |
ラベル(遺伝子X) | 16枚 | -20°C/室温 | |
チューブ立て | 6個 | 室温 | |
フロート | 12個 | 室温 | |
キット内容の確認リスト | 1部 | 室温 | 製品マニュアルは添付しておりません。こちらよりダウンロードしてください。 |
ニッポンジーンから直送する場合、室温保存可能なキット添付品が段ボール箱の中に、冷凍保存が必要なキット添付品がドライアイス入りの発泡スチロール箱の中に入っており、一つの段ボール箱の中にまとめて、もしくは二つの箱を横付けして、 常温で輸送しています。
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本キットは模擬DNA 鑑定実験を行うキットです。プラスミドDNA* を制限酵素で切断し、生じたDNA 断片の混合物を電気泳動で分離し、分離したDNA 断片を照合して類縁関係を調べます。
* 本キットに添付のプラスミドDNA は、本キットのために構築したものであり、自然界には存在しておりません。
遺伝子A、B、Cと遺伝子Xの各DNAサンプルを制限酵素で消化したあと、ローディングバッファーを5μlずつ加えた。
12ウェルのアガロースゲル (1.5% Agarose S in TAE buffer) に、マーカーDNAを5μl、つぎにローディングバッファーを加えたサンプルA、B、C、Xを10μlずつウェルにアプライし、電気泳動を行った。
電気泳動後のアガロースゲルを取り出して、染色液 (10倍希釈したCLEAR STAIN Blue) につけて染色したあとお湯に付けて脱色した。
写真提供:京都市立紫野高等学校 講師 矢嶋正博先生
左から、マーカー、A、A、B、B、C、C、 X、X、マーカーの順でアプライ
結果:
遺伝子X の電気泳動像は、遺伝子B と同じだった。そのため、本実験の遺伝子X は、遺伝子B であることが分かった。
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