タバココナジラミバイオタイプ Q 検出キット
Bemisia tabaci Q biotype Detection Kit
品名 |
Code No. |
包装単位 |
価格 |
備考 |
タバココナジラミバイオタイプ Q 検出キット |
NE0061 |
12 テスト用 |
17,200円 |
|
製造元 (株)ニッポンジーン
販売サイト e Genome Order
表示価格は希望納入価格 (税別) です。
製品説明
タバココナジラミバイオタイプQ検出キット
(12テスト用)
本キットは、LAMP法を利用してタバココナジラミのバイオタイプQを検出するキットです。LAMP法によりタバココナジラミDNAの一部を増幅し、増幅の有無からタバココナジラミのバイオタイプを判定します。
検出に必要な操作は、①タバココナジラミ1頭をキットに添付のWF磨砕液を用いて磨砕した後、②その溶液を検査溶液に添加して60°Cに1時間保温するのみであり、極めて簡便です。
判定にはDNA増幅の有無を蛍光発色液の発色の有無によって確認する目視判定法を採用しており、DNA増幅反応から検出までを同一反応チューブ内の完全閉鎖系で行うため、安全に短時間でタバココナジラミのバイオタイプQを検出することが可能です。
特長
抽出から検出までを備えたキット
DNAの抽出から検出までの一連の操作を本キットで行うことができます。
シンプルな使用方法
DNAサンプルを検査溶液に添加して60°Cで1時間保温するだけで検査できます。
明確な判定方法
検査溶液の蛍光発色の有無により判定を行いますので、簡単に陰性、陽性を判別できます (下図参照)。
検査環境の汚染リスクを低減
電気泳動などの操作による汚染の心配がありません。
リライアブル&トレーサブルオリゴを使用
高信頼性オリゴヌクレオチドがプライマーとして含まれています。
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製品内容
タバココナジラミバイオタイプQ検出キット (12テスト用)
構成品 |
容量 |
保存 |
備考 |
検査用チューブ |
24本 |
室温 |
|
WF Q検査液 |
87 μl |
-20°C遮光 |
|
WF B/Q検査液 |
87 μl |
-20°C遮光 |
|
酵素液 |
10 μl |
-20°C遮光 |
|
蛍光発色液 |
10 μl |
-20°C遮光 |
|
WF陽性コントロール |
12 μl |
-20°C遮光 |
|
ミネラルオイル |
480 μl |
-20°C遮光 |
|
WF磨砕液 |
1,200 μl |
-20°C遮光 |
|
核酸フリー水 |
100 μl |
-20°C遮光 |
|
輸送方法
株式会社ニッポンジーンでは、ドライアイス梱包で製品をお届けいたします。 納品当日、製品を確実にお受取りいただき、到着次第できるだけ早く-20°Cフリーザーにて保存してください。
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使用例
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Q & A
- トマト黄化葉巻病およびタバココナジラミの発生状況はどのようにしたら分かりますか
- 各都道府県および市区町村、公的農林水産試験場、JA などから常に最新の情報を入手してください。
- タバココナジラミの駆除用薬剤はどこで調べれば良いですか
- 独立行政法人農薬検査所ホームページ、農林水産省農薬情報ホームページ、各種種苗会社、農薬会社などから情報を入手してください。
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資料 Data Sheet
製品マニュアル
SDS(Safety Data Sheet)
リーフレット
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関連情報
備考
- 本品は試験研究用試薬です。医薬品の用途には使用しないでください。
- 本キットに含まれるプライマーは、全て「リライアブル&トレーサブルオリゴ」を使用しています。「リライアブル&トレーサブルオリゴ」は、株式会社ニッポンジーンマテリアルが製造する高信頼性オリゴヌクレオチド「リライアブルオリゴ」の一つです。
- LAMP (Loop-mediated Isothermal Amplification) 法は、栄研化学株式会社により開発された日本産の等温遺伝子増幅法です。
参考文献
- 上田 重文 (2006) タバココナジラミバイオタイプQ の簡易識別法 九州病害虫研究会報 52: 44-48
- 上田 重文 (2007) タバココナジラミバイオタイプQ の簡易識別法 植物防疫 61 (6): 309-314
- 福田 至朗、吉田 桂子、神戸 三智雄 (2003) LAMP 法によるトマト黄化葉巻ウイルス検出技術の開発 ブレインテクノニュース 100: 28-31
- 福田 至朗、穴井 尚子、加藤 政司、吉村 幸江、深谷 雅博、矢部 和則、大矢 俊夫、神戸 三智雄 (2005) 簡易な鋳型調製による loop-mediated isothermal amplification (LAMP) 法を用いたトマト黄化葉巻ウイルスの検出 関西病虫害研究会報 (47): 37-41
- 竹内 良彦、福田 至朗、大矢 俊夫 (2006) タバココナジラミのバイオタイプQ をLAMP 法により迅速に識別できる 平成18 年度 関東東海北陸農業研究成果情報
- 福田 至朗、矢部 和則 (2007) LAMP 法によるトマト黄化葉巻ウイルス (TYLCV) 簡易検出法の開発とその応用 農業技術 62 (7): 307-311
- Notomi T, Okayama H, Masubuchi H, Yonekawa T, Watanabe K, Amino N, Hase T. (2000)Loop-mediated isothermal amplification of DNA. Nucleic Acids Res. 28 (12), e63
- Prince AM, Andrus L. (1992) PCR: how to kill unwanted DNA. Biotechniques. 12 (3):358
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