CRISPR/Cas9ゲノム編集技術に関する日本における非独占的ライセンス契約締結のお知らせ

(2021年7月1日)
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株式会社ニッポンジーン(代表取締役社長:金山晋治、本社:東京都千代田区、以下 ニッポンジーン)は、ERS Genomics Limited(代表取締役社長:Eric Rhodes、本社:アイルランド ダブリン)と、CRISPR/Cas9ゲノム編集技術特許に関してライセンス契約を締結いたしました。
これにより、ニッポンジーンは、CRISPR/Cas9技術を使用する研究用試薬の開発および製造販売することについて、日本国内で非独占的に実施する権利を得ました。
ニッポンジーンは、ゲノム編集技術に必要な研究用試薬を供給することにより、健全な生命科学の発展を支援してまいります。

 

■ニッポンジーン 代表取締役社長 金山 晋治 コメント

CRISPR/Cas9技術はライフサイエンス研究に革新をもたらし、様々な分野で応用される重要な技術となりました。当社は、この革新的な技術についてERS Genomicsからライセンスを得ることで、ゲノム編集に関連する幅広い研究用試薬を供給することが可能になります。当社の「健全な生命科学の進歩・発展を支援する」の基本方針に基づいて、今後もゲノム編集関連の研究用試薬の拡充に努めてまいります。

■ERS Genomics CEO Eric Rhodes氏 コメント

CRISPR/Cas9技術に関する日本企業とのライセンス契約によって、当社ポートフォリオは急速に拡大しており、このたび、(株)ニッポンジーンとライセンス契約が締結できたことを大変うれしく思います。これにより、同社はライフサイエンス研究領域において重要な試薬を継続して供給することが出来ます。

 

<ニッポンジーンについて>

ニッポンジーンは1982年に設立されたバイオテクノロジー企業です。「健全な生命科学の進歩・発展を支援する」ことを基本方針として、ライフサイエンス分野の研究開発で使用される酵素類をはじめ、核酸抽出や遺伝子増幅用試薬など、多くの研究用試薬を国内で生産し供給しています。また、バイオテクノロジーの活用により、体外診断用医薬品をはじめとした、環境、食品、動植物病等の検査・診断薬の開発や製造販売も行っています。

<ERS Genomicsについて>

ERS Genomicsはアイルランドのダブリンに拠点を置くバイオテクノロジー企業です。同社は、Dr. Emmanuelle Charpentierが保有するCRISPR/Cas9の基本的な知的財産ついて、幅広く活用してもらうことを目的として設立されました。非独占的ライセンスは、様々な分野における製品やサービスの開発および販売において利用可能であり、研究ツール、キット、試薬、治療介入のための新規標的の発見、新規薬物候補の発見およびスクリーニングのための細胞株、ヘルスケア製品のGMP生産、コンパニオンアニマルおよび家畜の健康、酵素やバイオ燃料および化学物質などの工業材料生産、ならびに合成生物学を含みます。詳細については www.ersgenomics.com をご覧ください。

 

本件に関するお問い合わせ先

株式会社ニッポンジーン 研究試薬部 学術営業課
TEL 076-451-6548 (受付時間: 平日9:00-12:00、13:00-17:00)
FAX 076-443-9120
WEB https://www.nippongene.com/

 

※ERS Genomicsに関するお問い合わせ先

住商ファーマインターナショナル株式会社
創薬支援部 提携グループ
Email:alliance@summitpharma.co.jp

 

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