品名 | Code No. | 包装単位 | 価格 | 備考 |
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Ligation Pack | 310-01471 | 100 回用 | 10,000円 | 2023年5月31日販売終了 |
製造元 (株)ニッポンジーン
表示価格は希望納入価格 (税別) です。
目的の遺伝子をベクターDNA と連結することは、遺伝子のクローニングを行う上で最初の重要なステップです。このパックにはDNAライゲーションに必要な試薬が全て含まれていますので、プラスミドベクターへのサブクローニング、ベクターDNA のリンカーライゲーションなど様々な実験に応じたライゲーション反応を組み立てることができます。
DNAライゲーションに必要なT4 DNA Ligase、ATP、DTT、反応バッファーなどがすべて一液に含まれているプレミックスタイプの製品もございます。→関連製品はこちら
・ 独自の反応組成を自由に組み立てできる・ DNA ライゲーションに必要な試薬を全てパック化
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構成品 | 容量 | 保存 | 備考 |
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Enzyme Solution | 100 µl | -20°C | 300 units/µl T4 DNA Ligase |
10 x Ligation Buffer | 1 ml | -20°C | 500 mmol/l Tris-HCl (pH 7.9), 100 mmol/l MgCl2, 200 mmol/l DTT, 10 mmol/l ATP |
2 mg/ml BSA Solution | 1 ml | -20°C | |
20 mM Spermidine-HCl | 100 µl | -20°C | |
20 mM Hexamine Cobalt Chloride | 100 µl | -20°C | 20 mmol/l Hexamine Cobalt Chloride (HCC) |
ddWater | 1 ml x 2 | -20°C | H2O |
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ある遺伝子をクローニングする際、全ての過程で高効率を得るにはある程度経験を積む必要がある。実験には、調製したベクターをクローニングしたいDNA 断片とどのような比で混合したらよいかなど試行錯誤的な要素が多い。このような場合、Revie, D2)らの報告は大変参考になる。
反応の1 回分は、50 µl の体積でEnzyme Solution(T4 DNA Ligase)を1 µl 加える系を想定している。これらは通常、平滑末端ライゲーションが行える条件である。反応容量や、加えるEnzyme Solution の量は適宜変更することができる。Enzyme Solution は、Ligation Pack 専用に調製してある。
通常行われる条件を例としてあげた。特に効率が問題となる場合は、「l. ライゲーション反応のてびき」および「ll. Ligation Pack の使用方法」を参考にしてDNA 濃度、反応温度の検討が必要である。
この反応は、リンカーDNA をDNA 断片の平滑末端にライゲーションさせることを目的としている。一般にリンカーDNA は、DNA 断片の10~20 倍程度のモル比で加え、以下のような反応系(10~20 µl)を用いる。
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