Western 7 Protein Ladder

ウェスタンブロッティング用タンパク質分子量マーカー
品名 Code No. 包装単位 価格 備考
Western 7 Protein Ladder 311-07741 500 μl x 2 12,000円 2023年5月31日販売終了

製造元 (株)ニッポンジーン

表示価格は希望納入価格 (税別) です。

製品説明

本品は、ウェスタンブロッティング用のタンパク質分子量ラダーマーカーです。Staphylococcus プロテイン A のZ ドメイン(抗体Fc 部位結合ドメイン)の多量体として大腸菌に発現させたタンパク質に由来し、発現時のプロセシングにより、ラダー状産物として得られたものです。これらのラダー状産物はFc 結合部位を含むタンパク質であるため、通常のウェスタンブロッティングにおいては検体に用いられる標識抗体で直接検出が可能です。

特長

・低価格(1レーン当り 120円)・簡便に分子量の予測が可能・Fc 結合ドメインを含むため、標識抗体で直接検出が可能・そのままアプライ可能(熱処理・還元処理が不要)

用途

形状137 mmol/l NaCl, 8.1 mmol/l Na2HPO4, 2.68 mmol/l KCl, 1.47 mmol/l KH2PO4, 2% SDS, 10% Glycerol, 0.01% BPB
濃度 30 ng/μl
使用方法 通常1レーンに10 μl 使用して下さい。
還元、加熱の処理は必要ありません。そのままタンパク質泳動用ゲルにアプライしてご使用下さい。

▲このページのトップへ

製品内容

使用回数

1レーンに10 μl使用する場合、製品包装の1,000 μl (500 μl x 2) は、100回分に相当します。

Western 7 Protein Ladder (500 μl x 2)
構成品 容量 保存 備考
Western 7 Protein Ladder 500 μl x 2本 -20°C 青色の溶液

▲このページのトップへ

使用例

使用上の注意

Western 7 Protein Ladder

フラグメント kDa HRP抗体 AP抗体
1 100.0 western7_data1 western7_data2
2 93.0
3 87.0
4 79.0
5 73.0
6 66.0
7 58.0
8 50.0
9 44.7
10 43.1
11 38.9
12 36.5
13 30.0
14 28.5
15 27.1
16 25.3
HRP抗体
一次抗体:マウス抗p53抗体( x 1/1,000)
二次抗体:HRP標識ヤギ抗マウス抗体( x 1/3,000)
検出基質:ImmunoStar®Zeta(富士フイルム和光純薬)
検出機器:X線フィルム(Fuji Film)
AP抗体
一次抗体:-
二次抗体:IgG-ALP( x 1/1,000)
検出基質:
ALKALINE PHOSPHATASE
SUBSTRATE kit(Vector)
検出機器:-

▲このページのトップへ

Q & A

HRP標識二次抗体を使用してX線フィルムでの検出を行った際、100 kDa、または50 kDaのバンドが白抜けする。
低分子側のバンドが薄い。
下記の対策をお試し下さい。
原因 対策
検出機器、または検出試薬の検出感度が低い。
①検出試薬を変更する。
②検出試薬を使用した際の反応時間を長くする。
③検出機器を変更する。
④露光時間を長くする。
抗体反応条件が適切ではない。
①一次抗体、または二次抗体の希釈倍率を高くする。
②二次抗体の種類を変更する。
ブロッティング条件が適切ではない。
プレステインマーカーなどを使用してメンブレンへの転写効率を確認する。
バックグランドが高い。
下記の対策をお試し下さい。
原因 対策
ブロッキング条件が適切ではない。
①ブロッキング時間を長くする。
②スキムミルクなどのブロッキング剤の量を増やす。
抗体反応条件が適切ではない。
①一次抗体、または二次抗体の希釈倍率を検討する。
②抗体を希釈するBufferを1% Skim Milk / PBS-T Bufferに変更する。
Washが不足している。
Wash Bufferの量とWash回数を増やす。
バンド数が足りない。
下記の対策をお試し下さい。
原因 対策
使用するゲルのアクリルアミド濃度、泳動度などの原因により、バンドの分離が不十分になっている。
プレステインマーカーを使用して泳動度をモニタリングする。
検出感度の問題により検出できていないバンドがあるか、露光時間が長すぎるためにバンド同士が重なっている。
露光時間の検討、または上記の低分子側のバンドが薄かった場合の対策を参照。
高分子領域がスメアになる。
下記の対策をお試し下さい。
原因 対策
泳動中のBuffer温度が高くなっている。
①泳動Bufferの量を増やす。
②電流を低くする。

▲このページのトップへ

資料 Data Sheet

製品マニュアル

SDS(Safety Data Sheet)

リーフレット

▲このページのトップへ

関連情報

販売終了情報

備考

関連製品

問い合わせ先

購入に関するお問い合わせ先
富士フイルム和光純薬株式会社および同社代理店・特約店
製品に関するお問い合わせ先
株式会社ニッポンジーン 学術営業課

ページトップ