フロースルータイプ
- [試験操作]フロースルータイプには、診断カセットに検体、検出液、洗浄液をそれぞれ順に添加し判定する3-step法と、バイアルに凍結乾燥した検出液に検体を加え、これを診断カセットに添加する 2-step法、そして全ての試薬が組み込まれた診断カセットに検体を直接添加する1-step法の3種類があります。
- [反応原理]基本的な反応原理はどの操作法も共通です。診断カセットに添加された検体は、カセット内部に吸収されます。検体中に標的物質(抗原)が含まれる場合は、吸収の過程で抗原抗体反応を起こし、その結果、判定用のメンブレン上に金コロイドによる赤紫色の着色が確認されます。検体中に標的物質が含まれない場合には、抗原抗体反応が起こらないので、赤紫色の着色は確認されません。
- [特長]フロースルータイプは、判定用のメンブランを組み込んだ判定プレートを診断カセットから取り出すことが可能な構造になっています。従って、反応終了後、判定プレートを診断カセットから引き出して判定結果をそのまま保存できます。しかも、金コロイドの着色は消失することはないので、試験結果を比較したい場合などに役立ちます。また、フロースルータイプでは、陽性像を円形のスポット以外に、様々な形で表すことができます。

ラテラルフロータイプ
- [試験操作]ラテラルフロータイプの試験操作は、1-step法です。テストストリップを直接検体につけて試験するか、または、ピペットやスポイトなどで採取した適量の検体をテストストリップの検体添加部に添加する方法が可能です。
- [反応原理]反応原理は、毛細管現象を利用したいわゆるクロマト法を利用したものです。テストストリップに添加された検体は、毛細管現象によりストリップ上を移動します。検体中に標的物質(抗原)が含まれる場合は、移動の過程で抗原抗体反応を起こし、その結果、メンブレン上に金コロイドによる赤紫色のラインが確認されます。検体中に標的物質が含まれない場合には、抗原抗体反応が起こりませんので、ラインは確認されません。
- [特長]ストリップタイプは、プラスチックなどによるハウジングがないため形態がコンパクトで廃棄が容易です。また試験に特別な器具を必要としません。操作は、テストストリップを検体につけ、後は判定までそのまま放置するだけで簡便です。判定は、約2分から行えます。

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