ISOGEN及びISOGEN-LSは、ヒト、動物、植物及び細菌からのRNA抽出用試薬である。液相分離による方法を用いており、同一試料からDNA、タンパク質も単離することが可能である。一連の操作で、RNA、DNA、タンパク質を単離できるので、貴重な試料に有効であり、また、操作が簡単なので、試料数が多い場合にも便利である。
ISOGEN及びISOGEN-LSは、フェノールとチオシアン酸グアニジンを含む均一な液体である。ISOGENは組織や培養細胞等の試料に、ISOGEN-LSは血液等、容量が大きく(>100µl:1.5mlプラスチックチューブで処理する場合)、さらに濃縮が面倒な液体試料に有効である。ISOGEN-LSはISOGENを液体試料用に改良したもので、ISOGENよりもフェノール含量が多くなっている。試料に加えるISOGEN-LSの量比が異なる以外はISOGENと同じである。試料にISOGENまたはISOGEN-LSを加えて溶解またはホモジナイゼーションした後、クロロホルムを加えて遠心分離するとホモジネートは水相、有機相及び中間相の3相に分離する。水相にはRNAのみが存在し、DNAとタンパク質は中間相以下に存在する。従って、まず、水相を採取してイソプロパノールを加えてRNAを沈殿させ、残った中間相と有機相にエタノールを加えてDNAを、さらに、イソプロパノールを加えてタンパク質を沈殿させることによりRNA、DNA及びタンパク質を順次単離することができる。
図1 ISOGEN法の原理
[Code No./容量] [特長] [保存条件] [使用上の注意] [参考文献] [製品添付マニュアル] [ISOGEN法の原理] [プロトコール, トラブルシューティング] [使用例]